そこでモーセとイスラエルの人々は、この歌を主にむかって歌った。彼らは歌って言った、 「主にむかってわたしは歌おう、 彼は輝かしくも勝ちを得られた、 彼は馬と乗り手を海に投げ込まれた。
彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とを歌って言った、 「全能者にして主なる神よ。 あなたのみわざは、 大いなる、また驚くべきものであります。 万民の王よ、 あなたの道は正しく、かつ真実であります。
そこでミリアムは彼らに和して歌った、 「主にむかって歌え、 彼は輝かしくも勝ちを得られた、 彼は馬と乗り手を海に投げ込まれた」。
このとき彼らはそのみ言葉を信じ、 その誉を歌った。
どうか、彼らが主のいつくしみと、 人の子らになされたくすしきみわざとのために、 主に感謝するように。
そして、もろもろの支配と権威との武装を解除し、キリストにあって凱旋し、彼らをその行列に加えて、さらしものとされたのである。
今こそわたしは知った。実に彼らはイスラエルびとにむかって高慢にふるまったが、主はあらゆる神々にまさって大いにいますことを」。
モーセが手を海の上にさし伸べると、夜明けになって海はいつもの流れに返り、エジプトびとはこれにむかって逃げたが、主はエジプトびとを海の中に投げ込まれた。
その時イスラエルはこの歌をうたった。 「井戸の水よ、わきあがれ、 人々よ、この井戸のために歌え、
あなたはまた彼らの前で海を分け、彼らに、かわいた地を踏んで海の中を通らせ、彼らを追う者を、石を大水に投げ入れるように淵に投げ入れ、
神のみわざをほめたたえる事を忘れてはならない。 これは人々の歌いあがめるところである。
あなたはわたしの隠れ場であって、 わたしを守って悩みを免れさせ、 救をもってわたしを囲まれる。〔セラ
ヤコブの神よ、あなたのとがめによって、 乗り手と馬とは深い眠りに陥った。
こうして主はその民を導いて喜びつつ出て行かせ、 その選ばれた民を導いて歌いつつ出て行かせられた。
悪人は自分の罪のわなに陥る、 しかし正しい人は喜び楽しむ。
主にむかって新しき歌をうたえ。 地の果から主をほめたたえよ。 海とその中に満ちるもの、 海沿いの国々とそれに住む者とは鳴りどよめ。
おまえをもってわたしは馬と、その騎手とを砕き、 おまえをもって戦車とそれに乗る者とを砕く。
しかし、わたしは主によって楽しみ、 わが救の神によって喜ぶ。
そのとき主はモーセに言われた、「あなたの手を海の上にさし伸べて、水をエジプトびとと、その戦車と騎兵との上に流れ返らせなさい」。
しかし、あなたこそは恐るべき方である。 あなたが怒りを発せられるとき、 だれがみ前に立つことができよう。
わたしはもろもろのバアルの名を彼女の口から取り除き、重ねてその名をとなえることのないようにする。